面白エッセイ z1042 熱意 どうせなら、半端でない覚悟を持って、一気に攻めよう、それしか道はない」 と説いたのである。いや、間違いなく、説教だった。あまりの熱意に社長は、反省をした。飛び出した連中は、折あらば、更に社の弱体化をさせよう、取って代わるべく、虎視眈々と狙っ... 2023.10.23 面白エッセイ
面白エッセイ z1041 パスポートから解放 そして、パスポートを焼き捨てた時、本土の同期の連中と論争も出来る、ケンカも対等に出来る、と目に見えない鎖の呪縛から解放されたのである。そんな事は多分、体験した人にしか分からない事であろう。そんな時、窓外族から、社の中心へ戻るはめになったのだ... 2023.10.23 面白エッセイ
面白エッセイ z1040 360円時代 ひかるは、入社早々ある事件を起こした。友人、上司と府中駅前の飲み屋へ行った時の事である。スナック風の飲み屋で、4人で楽しく飲んでいた。店はママさんと、若い女の子が一人手伝っているだけで、小ぢんまりした店であった。かなりアルコールも回った頃、... 2023.10.23 面白エッセイ
面白エッセイ z1039 おいタケシ! ヤバかったぜ2 年齢的にはタケシとテリー伊藤君の間、番組作りはベテラン中のベテランで、不慣れなテリー君のフォローとタケシの間を取り持て、と指示。またMカメラマンはフジテレビ日曜日ゴールデンタイム8時からの萩本欽一「オールスター家族対抗歌合戦」のチーフカメラ... 2023.10.22 面白エッセイ
面白エッセイ z1038 おいタケシ! ヤバかったぜ! 話はタケシの話に戻す。タケシは20代ツービートで漫才をやっていたがチョボチョボでヒットしなかった。当時は大阪の上方漫才、西川ヤスキヨがブームで、東京では萩本欽一と坂上二郎のコント55号、伊東四朗のテンプクトリオやドリフターズが人気。テレビ界... 2023.10.22 面白エッセイ
面白エッセイ z1037 番組、ねるとん紅鯨団 タケシの番組でロケを担当させたMカメラマンを、ねるとんに起用、ロケの経験が豊富で、他のカメラマンとの連携がスムーズに行ったのである。勿論オールロケで、これ程充実した内容の番組が出来る、という事で、業界では予想以上の評価を得る事になったのであ... 2023.10.22 面白エッセイ
面白エッセイ z1036 不毛の時間帯 この番組の放送時間帯は、不毛の時間帯と言われ、なかなか視聴率がとれない売り物にならない時間帯だったが、一変したのだ。この番組が放送されると、業界の人達から見ると、中継車を持ち込んで、かなりケーブルを引き回し、番組が作られていると、思ったらし... 2023.10.22 面白エッセイ
面白エッセイ z1035 多重ロケ方式 ねるとんでは、今までにない,まったく新しい多重ロケ方式が採り入れられた。常に、4台のカメラとVTRが対になっており、同時にスタートさせ、テープが終わるまで、一切ストップをさせない。4台のカメラVTRが回っている状態で、映画で使われていたガチ... 2023.10.22 面白エッセイ
面白エッセイ z1031 巨人戦 野球放送は、巨人戦を中心に編成されている事は言うまでもない。野球ファンの5割は巨人ファンと言われ、アンチ巨人が2割いるとすれば、7割が巨人戦、観戦という事になる。同時間帯に、巨人戦以外のカードを放送しても、なかなか視聴率が取れないのである。... 2023.10.21 面白エッセイ
面白エッセイ z1034 フローティングシステム ロケを採り入れた番組を作りたい、誰もが考えうる発想だが、具体化するには何らかの着想が不可欠だ。当時のロケ、一番の難点はバッテリー問題だった。ひかるもカーバッテリー等、あらゆるバッテリーを考え、実験したが、やはり無理だった。試行錯誤、明けても... 2023.10.21 面白エッセイ