面白エッセイ c1060 時差処理 生きていく中、誰もが持って生まれた財産、知恵を使わない方はありません。基本的な知識は、学校なり、本を読む事で得られますが、知恵は見方、考え方、立場や状況等で、十人十色。絞り出せば出す程、無尽蔵に出て来ます。親子や将来に関する問題等、少なく見... 2024.01.02 面白エッセイ
面白エッセイ c1059 母は母 母は晩年、アルツハイマーとなりました。上京させるべく父を説得するにも、「母の面倒は自分が見る」の一点張り。やむなく、石垣島の療養施設へ入所させました。アルツハイマー特有のものなのか、白衣の医者や看護婦、薬を極端に拒んだとの事ですが、東京のひ... 2024.01.02 面白エッセイ
面白エッセイ c1056 正義の目 また、テレビマンの世界は、視聴者には考えられない、過酷な職場でもあるのです。ジェットコースターの後ろ向き乗り、後ろ向き走りや、高所恐怖症の解消は勿論。野球中継などでは、どこへ飛ぶかも知れないホームランボールを、一瞬たりとも画面から外す、見逃... 2024.01.01 面白エッセイ
面白エッセイ c1055 人間セミ 他にもテレビの裏側には、色々なエピソードがあります。鉄塔での高所取材時、スタッフが本番終了までは無事でしたが、いざ降りる段になり、下を見た瞬間、高所恐怖症が走り、降りるに降りられなくなりました。下から声をかけるにも、見向きもせずボンドで貼り... 2024.01.01 面白エッセイ
面白エッセイ c1054 冷凍人間? テレビ界就職直後の昭和40年、晴海に新設された、零下30度という、冷凍倉庫取材に遭遇。当時は冷蔵庫自体の普及率は低く、冷凍室付の冷蔵庫は未発売。冷凍という言葉すらほとんど使われていませんでした。冷凍倉庫自体も初めての開業で、大きな話題として... 2024.01.01 面白エッセイ
面白エッセイ c1051 オバタリアン 現在、不愉快な言動ではあるが、オバタリアンが定着しています。電車がホームに近づくと、周りをキョロキョロ、ソワソワ見、前の席が空くならともかく、所かまわず、空席を取らないと、人生が大損するかの如く、席を立つ人とぶつかり会いながらでも、席を確保... 2024.01.01 面白エッセイ
面白エッセイ c1050 障害者自立 しっかり自信をつけ、笑顔が戻った妹に、1番辛かったのは、何んだったんだと聞くと、体育の時間が1番辛かった。何度体育の時間がなくなればいい、と思ったことか、と小さな声での呟き。島の広い運動場、友達が木登りをし、飛び回る姿、一人で見ているのは辛... 2024.01.01 面白エッセイ
面白エッセイ c1049 神さま・・・ 片方の足でペダルをこぐ乗り方を必死に練習。遊び盛りの姿を見、何んでこんな目に会うのか。完全にマヒした足、妹は、いつも男の子のように、ズボンを履くしかありません。他の女の子同様、スカートを履かせてやりたい・・何んで、スカートが履けない体になっ... 2024.01.01 面白エッセイ