面白エッセイ c1101 西表島 そして、この残された自然を観察すると、動物たちは、月の引力による旧暦での行動。黒島では、旧暦の決まった日の満潮時、島中のカニが、一斉に海へ向かい産卵をします。道路や砂浜までが、足の踏み場もないくらい、カニで埋め尽くされ、これ程のカニが生息し... 2024.01.06 面白エッセイ
面白エッセイ c1099 魔法の箱物語 普段は、15、6頭の牛を庭先の牧場で放牧し、牛には家族の名前をつけ、子や孫と話すように、牛と対話しながらの生活。いち早く血統書に注目、島根県産の血統書付母牛を導入。初めの内は、訝かられたそうですが、今では血統書が重宝されるようになりました。... 2024.01.06 面白エッセイ
面白エッセイ c1097 恐怖の体験 ひかるの息子、光一が、小学校6年生の夏休み。自然との触れ合いや冒険を体験させる、良いチャンスと、島のおじいちゃんの所へ、一カ月間、一人旅をさせました。12歳で飛行機や船を乗り継ぎ、2000キロも離れた島への一人旅、不安だった事だろう。島へ着... 2024.01.06 面白エッセイ
面白エッセイ c1096 別れ 昭和63年4月、父危篤の報に、急ぎ帰郷。しかし、父と会えたのは、息を引き取ってから既に15時間が過ぎていました。ひかるがきっとテレビを運んで来ると、ひかるの作ったテレビが見られる日を、生涯の楽しみにしていた父は、突然心筋梗塞に襲われ、79歳... 2024.01.06 面白エッセイ
面白エッセイ c1094 防風林 太平洋に浮かぶサンゴ礁の島は、リーフに打ち寄せる白いさざ波と、砂浜で、二重に縁どられ、家々は、四角い石垣と、鮮やかな緑の防風林にかこまれ、サンサンと降り注ぐ光と、鮮やかな原色の中、大地を踏み鳴らし、指笛を吹き、拳を握りしめ、力強く、激しい陽... 2024.01.06 面白エッセイ
面白エッセイ c1092 サンゴの花 親サンゴは、動く事出来ず、自分の産んだ卵が、生き延びているのか、生死すら確認する事叶わず、2度と会う事も出来ず、ただひたすら、子の無事を祈るだけ。私たちに、生き延びる厳しさを教えてくれ、まかり間違っても、殺めないで欲しい、と叫ぶ、親サンゴの... 2024.01.05 面白エッセイ
面白エッセイ c1091 珊瑚の産卵 美しく咲き乱れるサンゴ群、実は厳しい条件で、生き延びているのです。サンゴの育成には、年間18度以上の海水温度と、ある程度の塩分濃度、透明度が高く、太陽光が届く条件が必要です。しかし日本の最南端、八重山地区は、地球の母なる大河、黒潮が満たして... 2024.01.05 面白エッセイ