ねるとんでは、今までにない,まったく新しい多重ロケ方式が採り入れられた。
常に、4台のカメラとVTRが対になっており、同時にスタートさせ、テープが終わるまで、一切ストップをさせない。
4台のカメラVTRが回っている状態で、映画で使われていたガチィンコを撮りスタートマークにする。
4台のカメラは、自由に動き回り、あらゆる角度から収録。例えばグラスを落として割るシーンなど、手元と落ちる床面を撮るカメラを決め撮影。
編集時に、スタートマークを揃え、同時にスタート、4分割画面に、それぞれの画をはめ込んで編集ポイントをチェックする。
早い話が、4画面を見て、タッチをしていけば、面白い表情が、リアルに編集出来るというシステムだ。
もちろん、素人相手なので、従来のストップ、スタートを繰り返していたのでは、とても表情が硬く画像にならない。
まかり間違い、演技をつければ、完璧なやらせになってしまう。
勿論、常に当時では、最高倍率の望遠レンズ、高感度のカメラを用意、かなり離れた距離から、カップルをねらう。
カップルは、近くに人もいなければ、カメラの影もないので、普通の恋人が恋を語るように語る。
皆さんが、テレビを見、その状況は知っているだろう。
編集も、例えば、プロポーズシーンで、別の男が、まった!
誰が見たとしても、生放送、あるいは、それ以上の内容だったのだ。
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