島の古老と飲むと、パンティ、パンティと言う発音が連発される。
パンティの意味は、いっぱい、と言う事だ。
いっぱい、いっぱい、入れろと言う意味で使われる。
はいよ! パンティ、パンティ、(いっぱい、いっぱい)、と溢れんばかりに注ぐ。
ちなみに、溢れる、は「パントウリル」と言う。
太る、はパンタルで、太っちょ、はパンタラーになる。
天ぷらは、ころもを付け、膨らませるからだろう、パンビン、と言う。
なにしろ、丸々の感じ、太っちょ、はパンティかパンタルに近い発音になる。
なぜか、やっかいニョロ棒が入って、パ~ンティ~と発音すると昔々という意味になる。
中国のパンダ、多分太っちょの意味から名前がきているはずだ。
パンタル(太る)のイントネーションとゴロ合がピッタリ、どう考えても偶然とは思えない。
今日も飲み屋で、オットットットー、パンティ パンティーが連呼、オチョコに口付けする。
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パンティは脱がせるもの?
決して島の年寄りは色気違いではないぞ!
島の古老にパンティ飲もう、と言うと喜ぶぞ。
パンティ行くわよ、と言うともっと喜ぶぞ。
貴方の愛がいっぱいいっぱい欲しい。は貴方の愛がパンティパンティ欲しいになる。
もしかして、国技館の満員御礼の垂れ幕、パンティ御礼にしたら受けるかも。
フンドシとパンティ、ゴロ合いがいいな・・
飲み屋で満員になったら、パンティ御礼の張り紙を数箇所に張ると大受け、連日パンティ御礼になる事、間違いなし。
今でも使われている方言だから問題なし。
本土の「おなかがパンパン」は、おなかがパンティーパンティーが語源だろう。
だから島にはパンティーだらけという事になる。
あれれ? この島の名前、パンティー島にすると、日本の南端、ハートの形をした島、世界的にも超有名になるかも・・
貴方の大好きなアイドルタレントが目の前でパンティーを脱ぎ、オークションにかける生中継パンティー島企画番組。
落札者はパンティーの臭いを嗅いで入札する。落札金は本人と島で折半する・・
モッコリ~パンティーじーま・・
なんて・・
おじさん、あんたの頭、大丈夫か??
満杯で破裂する状態を、パンクリル、と言う。
そう、自転車がパンクする、はこのパンクリルが原語だろう。
焼き鳥屋で飲む時、色気のない乾杯!なんて言わずに、声高らかに、
パンティパンティーを連呼して飲もう。
回りもつられ、皆んでパンティパンティーだ!
島の方言で、慌てるは、アバッティルという。
慌てる乞食は、貰いが少ない、という格言に、匹敵する格言もいくつかある。
アトフドウ、マーフ、は慌てるな、残ったものに福がある、という格言だ。
島方言独特の格言は、アバッティル、ハンヤ、アナーナーヌン。
慌てるカニは、家が無く戻れない、という。
普通では考えられない、モチーフに蟹を使うところなぞ島の発想らしい。
慌てる奴は、アバッツア、という。
ちなみに、慌てる奴、アバッツア、と呼ばれる魚がいる。
それは、魚の針千本である。他の魚に比べ、図体より極端に小さなヒレ。
敵が近づくと、めまぐるしく小さなヒレをばたつかせて慌てる。
いよいよ危なくなると、体を膨らませ、針を体中から突出し、おちょぼ口で、
丸い目をキョロつかせている姿は可愛いく、愛嬌がある。
まさしく、慌てる奴、アバッツア、はぴったしの名前である。
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